プロフィール

院長紹介

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施術はすべて私が直接担当します

ココロとカラダ。元気でステキに!
青山ビューティフルタイム整体院へようこそ。
当院では、すべての施術をわたくし安保優が責任もって担当いたします。お一人ずつ丁寧に体のコリや痛みを感じるつらい部分、ゆがみなど問題点の解決に取り組んでいきます。また、忙しく仕事を頑張ったあとや、日々の様々なストレスで疲れ、癒しが必要と思われた時には、ココロとカラダの癒しとなるような施術の方法も行なっています。院内は清潔感はもちろんのこと、ホッと落ち着き、寛げる。五感すべてがリラックスできるような工夫もしています。例えば、アロマの香りや音楽、ベッドの寝心地、色調、植物の配置等々です。皆さまには、トラブル解決の施術をお受け頂くという目的はもとより、プラスアルファのものも含めて楽しんでリフレッシュ頂けたらと願っています。

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安保 優 MASARU AMBO

  • 青山ビューティフルタイム整体院 院長
  • あん摩マッサージ指圧師
  • 日本ボディーケア学院 元講師(講師歴12年間)
  • 2014年4月~ 早稲田大学オープンカレッジ中野校講師
  • *2016年1月~「首・肩・腰の痛みを自分でケアするセルフ整体法」開講


経歴

大学卒業後、広告代理店に入社し、営業として2年間勤務の後、グラフィックデザイナーを目指し退社。制作プロダクションにてアシスタントから出直し、5年後にフリーに。しかし数年後、体調を崩し、マッサージ師の父、整体師の母の助言で施術の世界へと進む。03年4月より、日本ボディーケア学院にて谷口光利氏の下施術スキルを修得。その後、父の勤める秋田県玉川温泉ホテルにて施術修行。多数の方に複数回リピートしていただき手応えを得る。以後、東京にて学院長谷口光利氏を師事し、陰陽五行、東洋医学を基にした施術法を深める。03年12月より実技講師担当、07年副学院長就任。これまで、初心者からプロのセラピスト、エステティシャン、整体師、治療家を含め350名以上の生徒の指導にあたる。09年6月港区北青山に整体サロン「青山ビューティフルタイム」オープン。趣味:温泉、森林浴、写真、ドラム。

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日本ボディーケア学院での授業シーン(2010年3月)


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同学院のメンバーとマッサージボランティア(2013年10月 国立競技場)

芸歴 私の施術には音楽とイメージ力が役立っていると思いますので加えてご紹介します

音楽>>

  • 中学2年〜、東京から引越先の秋田県にてドラムに魅かれて吹奏楽(ブラスバンド)部へ入部。パーカッション(打楽器)担当。吹奏楽コンクール県大会出場。
  • 高校1年時、秋田県でも名門の吹奏楽部に入部しパーカッション担当。全日本吹奏楽コンクール全国大会出場。
  • 高校2年〜、吹奏楽部を退部しバンド活動を開始。フォークソング同好会部長となりバンド練習のできる部室を確保。ロック、ヘビーメタル、ポップス、テクノ系など複数のバンドにドラムとして参加。学園祭はもとより近隣の高校生バンドを結集し、ロックコンサートも2回プロデュース。また、平行して県内のマーチングバンドにも参加。
  • 大学時代、横浜市に在住しロック、ポップス系の複数のバンドに参加。ライブハウスを中心に活動。2年時には某プロバンドのローディー(バンドボーイ)にもなり全国ツアー同行。学生バンドコンクールの決勝大会出場。
  • 学生以後は、趣味としての活動に。現在も年に1〜2回ライブ活動を行なう。
  • 2016年5月7日東京・町田市(LIVE ACT)にてライブコンサート出演

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2013年5月のライブより。ストーンズ、AC/DCの曲などドラム演奏

グラフィックデザイン>>

  • 広告代理店時代の2年間は、営業(AE)として大手製薬会社を担当。
  • その後、デザイナーへ転身。制作プロダクション在籍時は主にスポーツ用品販売会社の雑誌広告と通販カタログを制作。フリーの時には、大手自動車販売会社の雑誌広告、販促用印刷物、モータースポーツレース参戦時の写真撮影等手掛ける。また、大手自動車教習所、大手建材メーカー、航空会社の印刷物全般の制作や、出版社依頼の雑誌広告の制作も手掛ける。
  • 日本ボディーケア学院在籍時には、講師業務の他に、学院資料全般、雑誌広告、ビデオ教材、ホームページの制作も行なう。
  • 現在は、当サロンのパンフレット、ポスター等印刷物、ホームページを制作。


写真>>

  • フリーデザイナーの時に、クライアントの自動車販売会社の担当取締役になぜかレース参戦時の写真撮影を依頼され、独学で写真の基礎を猛勉強し、走る車を撮影する特訓を行なうところから始まる。
  • 以来、写真の魅力に取りつかれ、自然風景、夜景、動植物の他、ライブイベントでのミュージシャン、ファッションショーや、モデルのスナップフォトを撮影。ミュージカルの舞台写真も2001年より定期的に依頼を受け撮影中。
  • 2000年2月、ウォールペインターのロコ・サトシ氏のライブペインティングの写真を氏の個展にて特別出展。



TV・CF>>

  • 1987年 「レオパレス21」のテレビCFに1年間起用される。(単独出演)
  • 2012年5月 日本テレビ「ピロロン学園」にてブラックマヨネーズ、ハリセンボン、ロッチさんの全員に足ツボマッサージ施術。
  • 2012年9月 日本テレビ「ピロロン学園」総集編にて、5月の内容の一部再放映。
  • 2012年12月 NOTTV 「notty☆live」表参道特集で、おひとり様専用整体サロンとして紹介される。

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押切もえさんに「手つきがスムース~♪」とお褒め頂きました



玉川温泉での修行〜はじめに

はじめに

セラピストとしてのスキルを学び、その後、父がマッサージ師として勤
務していた玉川温泉ホテル(秋田県田沢湖町)に、私は施術修行に行き
ました。

ここでは、その修行の日々の中から、特に印象に残った出来事や、感じ
た事などをご紹介いたします。

初めてこのホームページをご覧になり、私のことをもう少し知りたい方
や、これから施術者になることを目指している方に、何かしら参考にし
て頂けたら幸いです。

安保 優


※登場人物のお客様のお名前はすべて仮名にしております。
※施術の効果は個人差がありますので参考としてお読みください。
※この文章は、07年6月から日本ボディーケア学院公式サイト上にて
 紹介したものを、一部加筆修正しています。

玉川温泉外観


以前マッサージ室のあった別館建物

玉川温泉ホテル公式サイト

玉川温泉での修行〜その1 <旅立ち>

その1 <旅立ち>

03年4月、母校の日本ボディーケア学院東京校の1期生として入校し
「経絡マッサージ」と「リフレクソロジー」を受講しました。    

受講し始めて1ヶ月を過ぎた頃からマッサージ師の父より、東京都内に
いらっしゃる私の「練習モデルになっても良い」というお客さんを数名
紹介してもらい、通わせて頂いていました。          

私の実家は秋田にあり、当時父は自宅でも開業はしていましたが、1年
のほとんどを田沢湖にほど近い、玉川温泉ホテルでマッサージの仕事を
していました。                         

玉川温泉のことはご存知の方も多いかと思いますが、湯治場として全国
的に有名で、地熱を利用した岩盤浴、世界的にも珍しい塩酸を主成分と
した泉質が特徴です。                      

湧き出すお湯と、岩盤浴エリアが微量のラジウム放射線を含むことから
「万病に効く」というで、観光客よりは本当に「病気を治癒したい」と
いう方々が全国から訪れるところです。              

私は受講を開始して5ヶ月目となる8月に、父の手伝いを申し出、ホテ
ル側の許可を得て施術をさせてもえることになったのでした。    

私は自分からこの機会を作ったものの正直、期待と不安が半々という感
じでした。                           

というのも、それまで施術をさせていただいた方々は「気持ちいいよ」
「楽になった」とは言ってくださってはいたものの、知人や紹介の方た
ちばかりでしたので、                      

「気を使ってくれているのでは・・・」              

と、思ってしまうこともありました。               

それが、今度は実質「お店デビュー」というかたちでまったくの他人を
施術していく訳です。                      

次回の予約や、さらにお仲間の紹介を受けるにはかなり満足して頂かな
ければ、ありえません・・・                   

東京を出発する夜、母校の谷口学院長が、東京で授業をされていたので
あいさつに立ち寄り、                      

「まぁ〜頑張って来いや、お父さんによろしく!」         

という激を受け、出発したのでした。



玉川温泉岩盤浴テント
玉川温泉の岩盤浴エリア。テントの下に天然の岩盤があり、
各自ゴザを敷いて横たわります。

玉川温泉での修行〜その2 <対面>

その2 <対面>

学院長にあいさつを告げて旅立った私は、一人、愛車の古いフォルクス
ワーゲンで夜の東北道を走りました。

「玉川温泉では、いったいどんなことが待っているのだろう」                   

翌日、正午までに玉川温泉ホテルに到着すべく、期待と不安を胸にひた
すら走りました。

東京から玉川温泉までは、およそ650キロ。            

途中仮眠をとり、現地へ着いたのがちょうど正午。         

盛岡からが結構遠く、どんどん山道に入り、奥羽山脈のど真ん中へと。

当時のNHK朝ドラ「どんど晴れ」でもたまに紹介された八幡平国立公園
で、もっとも(?)奥深い山の中に玉川温泉はあるのでした。    

「来てしまった・・・」                     

ホテルの河原沿いの仮設駐車場に車をとめ、車から降りるとすぐさま、
硫黄のにおいが鼻を突きました。                 

そして、マッサージルームを探し、久しぶりに父と対面。      

「お〜。来たか〜。」                      

私は、ビックリしました。                    

そのマッサージルームは約3畳ほどで、部屋の真ん中に木製のベッドが
1台、で〜んとあるだけでした。                 

収容人数700名を越える規模にしては、こんなものかと一瞬思いました
が、実際のところマッサージ担当として働いていたのは、当時、父だけ
でしたので、それで足りていたのです。              

そして、立ち固まっていた私に、父から思いもよらない言葉が・・・ 

「この部屋はお前の担当だ・・・」                

「・・・??・・・??」                    

「私は、客室への出張依頼だけやるから、ここは、とにかくお前がやっ
 てみなさい・・・」                      

「やれと云うなら・・・やりますか・・・??」          

と、まったく予想だにしない展開となったのでした。        

まるで、泳げない生徒をいきなりプールに突き落として訓練する鬼コー
チかと一瞬思いました。                     

そして、                            

「2時に予約入ってるから。それまでちょっと休めばいい・・・」  

さっそく、出番が決まっていたのです。



玉川温泉源泉玉川温泉大噴看板
源泉の涌出場所。毎分8,400リットルも湧き出てくるそうです!

玉川温泉での修行〜その3 <はじめの一人>

はじめの一人

父に、お客様の予約を入れる段取りや周辺設備のことを教わり、隣の
中居さんの控え室とフロントに菓子折りをもって挨拶。

私のことを認識してもらい、これで、ホテル内を白衣で歩いても怪し
まれない状況となりました。

2時3分前。

「こんにちは〜野村です〜」(仮名)

第1号のお客様到着。
肩こりが辛いと訴えられました。

初めての場所で、初めてのお客さんということもあり、若干緊張しな
がらも「経絡マッサージ」を始めました。

そう、父からは施術についての指示は特に無かったので、私が行うの
は必然的に学院で教わった「経絡マッサージ」です。

40分の中で、肩周辺をメインにした施術を行いました。

野村様は、50歳前後の女性。肩、首、肩甲骨はバキバキです。

要所要所、程よい圧加減を聞きながら、ツボと筋肉の起始停止(筋肉
が骨に付いている地点)をイメージしながらほぐしていきます。

30分弱上半身に時間をかけて、残り時間で下半身を流していきます。

流していくというと、手抜きをしてると思われるかもしれませんが、
ここでいう流しとは、学院で習った下半身後面の基本パターンを施術
していくという意味です。

短時間でも、足先まで一通り施術すると満足度が変わります。

多くの筋肉を刺激することで血行も全身的に良くなりますし、何より
重要な経絡にアプローチしていけるので「気・血」の流れも循環して
いきます。

一通り終了し、野村様が起き上がり

「ぅあ〜、気持ちよかった〜!」

と、言ってくださいました。それは、とても嬉しかったです。

始まってまもなく、おやすみモードに入られたので、あまり会話はあ
りませんでしたが満足そうに帰られたので、まずは良かったです。

そして、次はその30分後、

「世界一周旅行を5回したのよ。。。」

という神戸マダムがいらっしゃいます。


玉川温泉温泉の川


源泉からホテル方面へ流れる温泉の川


玉川温泉での修行〜その4 <手ごたえ>

手ごたえ

「あの〜、いま空いてるかしら〜?」

と、休憩していると声がしました。

「大丈夫ですよ」

と私。

そのご婦人は、私のいるマッサージ室にはちょっと不釣り合いな
ハイソな雰囲気の持ち主。

まあ、それはいいとして。

肩が特にこっているということで、さっそく施術を始めました。

経絡マッサージの基本施術の流れは、まず肩と背中を軽擦します。

そして、肩を軽くほぐし、肩から足先に向けて、体の芯を抜ける
ように肩のツボを指圧します。

それが終わると首の母指揉捏(ぼしじゅうねつ)。

母指揉捏とは、手の親指で筋肉へ自然な圧を加えながらもみほぐ
していく方法で、ちょっと高等なマッサージテクニックです。

これが出来ると、セラピストとしては、施術するにあたりかなり
応用の幅が広がります。

それは、服やタオルケットの上からの一般的なマッサージであれ、
アロマテラピーであれ、リフレクソロジーであれ、このテクニック
は使うことができます。

筋繊維の微妙なコリに対して、強くも弱くも、絶妙なコントロール
でアプローチできるようになります。

話しはもどり、このご婦人に首の母指揉捏を始めてまもなく・・・

「あなた上手いわね〜」

施術開始2分で、そのような事を言われたことがなかったので私は
ちょっとびっくり・・・

「学校出て、もう何年もされてるのかしら?」

「・・・・・・いえいえ・・・それほどでも・・・」

ちょっと苦しまぎれに答える私。
習い始めて5ヶ月とはとても言えない・・・。

「私はね〜、世界1周旅行を5回してね〜、
 旅をしながら色んなマッサージを受けてきたの。

 それで好きが高じて、神戸にリラクセーションサロンを持ってい
 るんだけど、スタッフが中々上手くならないのよね〜・・・

 あなたみたいな人が来てくれたらいいのにね〜・・・」

と、嬉しい言葉をかけて頂きました。



さて、一通り施術が終わり、

「今日これから神戸に帰るのよね。
 また、あなたのマッサージを受けたかったけど残念だわ〜」

と、その神戸マダムは、施術料をチップを含め倍の金額を置いてい
かれたのでした。

嬉しいには嬉しかったのですが、これは、まぐれかもしれないと、
我に返りました。

それにしても、未知のお客さまに、言葉とお金で評価してもらえた
ことで、大きな自信を与えてもらえました。

この日は、もう一人施術をし終了しました。

翌日、朝10時スタート。その時点での予約は無し。

しかし、翌朝一番のお客さまは、精気の全く無い、幽霊のような方
でした。


玉川温泉での修行〜その5 <失意>

失意

秋田県・玉川温泉・・・

そこに訪れる人の多くは、大きな病気を経験され、その後、その病が再
発をしないように、自身の「自然治癒力」を高めるために訪れる方が多
い温泉です。

病気の種類も様々で、ガン、ぜん息、リュウマチ、脳梗塞、アトピー・・・

お医者さんにかかり、クスリを飲みつつも症状の改善が思うようにいか
ない場合、玉川温泉の大地から湧き出る微量の自然放射線を含むラジウ
ム温泉と、その湧き出る源泉のすぐそばにある、天然の巨大な岩盤に身
を任せ「心身の再生」をはかるのです。

ですので、観光が目的という方は少なく、病に苦しむ方と、その家族や
知人の方が多い温泉です。

また一方で、実業家、プロスポーツ選手、芸能・クリエイター関係と
いった「気力の充実」や、「体」が資本となる仕事をされている方も、
自分自身のメンテナンスの一環として訪れる方もまた多い所です。



2日目の朝が来ました。
10時スタートでしたので30分前にマッサージ室に到着。

シーツや手ぬぐいの整理などしていると、ものすごく「か細い声」で

「あの〜・・・、10時からできますか?・・・」とご婦人の声。

「はい、大丈夫ですよ。10分後にいらしてください。」と私。

「わかりました・・・」と言い残し、近くの休憩室に。

「サーッ」と一瞬何か身の毛がよだつ感覚を覚える私。

10分後いらしたそのご婦人、三井さん(仮名)は、細身で身長170cmくらい。

45歳前後とお見受けしましたが、髪は年齢以上と思えるほどの完全な白髪。

こう言っては、失礼かもしれませんが、三井さんに精気は全く感じられず、
「幽霊みたいな人」だと、思いました。

肩や腰というような施術へのリクエストは特になく、全身の施術でいいという
ことで、経絡マッサージを始めました。

「玉川温泉へは、時おり来られるのですか?」と尋ねました。

「2回目です・・・」とだけか細いお返事。

何かとてつもない悲しみを背負っているようでした。

あまり話しかけるのもはばかられ、時間内で精一杯の施術をしました。

終わって帰られる際に、とくに言葉はなく、
「スーーゥ」と消えるように部屋に戻られていきました。

私は、自分自身も気を抜かれたような感覚になりました。

しかし、次のお客様に平常心で望めるようにしなくてはと、手を洗い、うがい
をし、窓を開けて換気をし、東京から持ってきたラベンダーのアロマオイルを
部屋に漂わせました。

それでその時は、何とか自分を取り戻しました。



さて、この三井さんは、翌日も来られました。
そして、帰りにその次の日の予約を入れていかれました。

そしてその次の日(3日目)は、あと11日間滞在するということで、残り11
日間の予約を入れてくださいました。
(途中1日、私は休みを取ったので実質10日間)

施術を開始して5日目に、三井さんは自分のことを話してくれました。

東海方面から夫婦で玉川温泉に来られたそうです。
4〜5年前に、後頭部を手術をした際に、誤って脳の一部にダメージを受けてしまい、
以後、体を動かすことがほとんどできなくなってしまったそうです。

手術前、ドクターの説明では、そのような危険性は知らされておらず、手術ミス
ではないかと病院側と争ったそうです。

しかし、一切非を認めてもらうことはでず泣き寝入り。。。

(手術ミスかの判断は三井さん側の話ですので、客観的事実かは判断できません)

病気になる前は、趣味のテニスを楽しんだりと社交的で、活発な方だったようですが、
病気を境に人生が一転してしまったのです。

何度も死のうと思ったこともあったそうです。
ですが、ご主人に励まされ、地道なリハビリ訓練を続けて来ました。

この1年、やっと一人でゆっくり歩けるまでになったそうです。

そして、玉川温泉は神経系の不調にも良いという噂を聞いて、遠く秋田県まで湯治に
来られたのでした。

三井さんが全く精気が無かったのは、そのためだと解りました。

1日を除いて計13日間連続で、三井さんは私の経絡マッサージを受けられました。





玉川温泉での修行〜その6 <再起>

再起

「東洋医学」と一般的に言いますが、それはイコール「中医学」です。

「中医学」とは、「中国伝統医学」の略したいい方です。

日本が西洋文明の影響を受ける明治の頃、主にドイツ医学をいわゆる「西洋医学」と呼び、
もともと「漢方医学」と呼んでいたものを「東洋医学」というようになったといいます。

その中国伝統医学は、歴史はゆうに4000年以上あり、今日にいたっても、実用され、
研究されています。

考えてみたいのですが、4000年以上も受け継がれてきたという事実は、いったい何を
物語るのでしょうか?

裏付けの無い、適当なウソの理論や、技術であれば、人々に支持されるはずはなく、当の
昔に消えていたのではないでしょうか?

それが、科学や医療技術が発達した今、この21世紀に残っているという事実は、普遍性
のある「本物」である証拠だと思うのですが言い過ぎでしょうか。



三井さんは、計13日間、1日をのぞいて毎日連続で私の経絡マッサージを受けられました。

3日目、マッサージ室に来られた時に、小さな声で

「何か先生の施術を受けてから、体がとても軽く感じるんです・・・
 こういう感覚は、初めてです・・・」

「なので、滞在中は毎日受けたいんです」と。

私はこういう反応をしてもらえるとは、全然思ってもいませんでした。

この時は、私も

「それは構いませんが・・・??」

と、いいのかなぁ〜という感じでした。

5日目に、三井さんは自分がどうして玉川温泉に来ているのか、前回の内容のように、
打ち明けてくれました。

6日目にご主人が一緒に現れ、

「先生、家内がお世話になります。
 家内が日に日に明るく、元気になってきました・・・」

という、挨拶を受けました。

三井さんは次第に、打ち解け、世間話もするようになりました。

1日私が休みをとって、その翌日9日目。

「先生、私、なんか歩きたくなって
 昨日はホテルの周辺の山道をハイキングしたんです。」

「そしたら、急にたくさん歩いたので、
 筋肉痛になってしまいました・・・」

「え〜っ、筋肉痛??ですか〜?」と返すと

「それだけ私、元気なって来たんだと思います。
 こんなこと、入院してからのこの数年、
 全く無かったんですもの・・・」

そう言って、微笑む三井さんを見て、とても嬉しくなりました。

人は、変わるものだと思いました。

人は、生ある限り、元気になりたいのだと思いました。

そして人は、ちょっとした処置でも、
大きく変わるのだと改めて気がつきました。

私が行ったのは、ただの「経絡マッサージ」です。

ほんの5ヶ月前から始めた「経絡マッサージ」だったのです。

それが、

数年間、病に打ちひしがれ、幽霊のような姿で歩いていた三井婦人に、
元気を与えられる存在になれたのです。

これは、私に何か特別な力があったとか
そういうことでは無いと思います。

私はただ、私に身を任せてくれるお客様に対し、
施術を通してお金をいただく訳ですから、

その期待に、少しでも多く応えられるように務め、

「体」や「心」の不調が少しでも
「良くなるように、良くなるように・・・」と

施術してきただけです。



そしてそのベースに、谷口学院長から教わった
「経絡マッサージ」の技術と知識があったのです。

気の流れと、病の関係。

各経絡の走行と、肉体面、精神面での影響・・・

骨格や筋肉などの解剖学的基礎知識。

お客様との接し方、などなどです。


私はその夜、
秋田から大阪にいる学院長に、メールで報告しました。

谷口先生に教わったおかげで、ここまでお客様に支持されるように
なりましたという感謝の報告です。

すると翌朝、次のようなお返事をいただきました。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(原文)

安保さん

おはよう!
玉川温泉からの近況報告有難う!

1日平均7〜8名というのは凄いですね。

また、最初は確かにきつかったと思いますが、だんだんと
慣れてくるものなのですよね。

やっぱり人間って凄いものですね。
でも、これは安保さんに強い意志があるからこそだと思います。

また、ガンの既往歴を持つ、本当に健康のありがたみを
一度知った人達からリピートを多くいただけるという事は、
安保さんの技術がテクニックだけでなく、本当の癒しというものに
高まって来ているからだと思います。

もしかすると、安保さんはやはりこの仕事をするために、
生まれて来たのかもしれませんね。

そして、それに出会うために、今までの回り道があったのかも
知れません。

今回の玉川温泉での経験は安保さんの今後を占う、とっても大切な
時間になるのかも知れません。
ぜひ、120%の力でがんばって下さい。

とことんやった人のみがブレイクスルーの瞬間を体験できる!

安保さんも、そんな時期に来ているのではないでしょうか。

帰って来た時の安保さんが楽しみです。

それでは、また!

日本ボディーケア学院
谷口 光利

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

私は、大きく励まされました。

なるべくして、セラピストになり、
この山奥の小さなマッサージ室に来たのか・・・
と、感動しました。


三井さんは、13日間の施術が終わる頃には、
笑ったり冗談を言ったり、本当に、普通のご婦人の表情になりました。

体は、走ったりスポーツできるようなところまで回復したとは、
もちろん行きませんでしたが、

人間的に本当に普通になられました。

最後の施術が終わり、別れ際、
ご夫婦でとても喜んでくださいました。

私でも人助けが出来たんだと、胸が熱くなりました。